教員として実際に働いてみて、楽しいこともあったけれど、思った以上に大変なこともたくさんありました。
目の前の生徒たちへの対応に追われて、ジェットコースターのように日々が過ぎていってしまう日々だから、何度も退職をしたいと思ったけれど決意するには、時間がかかりました。
きっと、どの先生方も同じような生活を送られていると思います。
今回は、「教員を辞めた」のかをインタビューしてもらい、退職をした3つの理由を紹介します。
特に3つ目の理由にあげた「教員の4分類」は客観的に状況を考える際に参考になると思いますので、ぜひ、ご自身がどの分類に当てはまるか、チェックしてみてください。
【筆者】 株式会社 Life Value Up 代表取締役 辻 みつる あなたの「教員 辞めたい」を叶えます[st_toc]【経歴】 東京で教師を10年間経験後、 「教員が嫌になり」 退職。 独立起業し、ビジネスを0から学び始める。 2023年 現在 3つの学習塾の経営をしながら、 セミナー事業、コンサル事業、婚活事業など、 他事業にも拡大。 現在、アルバイトを含め 10人以上の従業員を抱える会社の代表。 今一番注力していることは、 「教員のセカンドキャリアサポート」 自身の経験をもとに、 教員を辞めたいと思っている方が その不安を解消して一歩踏み出せるようサポートしています。
概要
同じように学校の環境で悩みを持っている先生
特に2つ目の分類の先生は「覚悟」を決めて、次のステップに?!
教員を退職した理由①:不条理なことが多かった
ちょうど先生として仕事に慣れてきた5〜6年目の頃に、ふと隣のクラスの先生と仕事量や質を比べた時に感じたことです。
先生として自信が出てきた時期だったこともあり、授業の質や仕事量に関係なく、年功序列で給与が高いのだと認識した時、教員の仕組みについて不条理を感じました。
このことは、特に公務員の先生方は1度は経験したことがあることではないでしょうか。
どんなに努力して良い授業をしても、隣のベテランの先生より仕事量をこなしても、給与には反映されないと実感してしまったことが、転職を意識した最初の瞬間でした。
教員を退職した理由②:硬直化した組織だった
特に、公務員の先生が所属する組織は巨大です。
文部科学省があって、教育委員会があって、と色々な組織が教育の方針を決めています。
現場で教えている先生は、子供たちの生活環境の変化などを目の前にして、対処しなければならない状況にも関わらず、上部組織が大きいと変化の速度は遅いのが実情です。
その組織の硬直した状態をどうにもできずに、ギャップに苦しみました。
頑張ろう、現状を良くしよう!と思っている先生ほど、この組織の硬直化を問題だと感じていると思います。
教員を退職した理由③:精神的に肉体的にタフさが必要だった
学生時代にも先生は身近な存在だったけれど、実際に就職してみると、精神的に、体力的にタフさが求められました。
覚悟して先生になった人も、想像以上だったという人も少なくないかもしれませんね。
生徒をまとめることにも頭を悩ましている時に、自分のことでも悩みがあるという状況は、精神的にも大変でした。
この精神的なタフさは、先生方を4つの分類に分けると、認識しやすくなります。
この分類分けについては別の記事まとめますので、気になる方はご自身がどの分類に入るかチェックしてみてください。
この分類のうち、2つ目「努力して先生モードをしている人で、先生としてスキルがある人」はパワーを持て余しているので、すぐに転職をしてほしいと思います。
僕もこの2つ目に入りますが、過去の自分にアドバイスをしてあげたいくらいです。
少しでも興味を持ってくださった方は、詳しくは動画内でお話をしていますので、
ぜひ、動画もご確認ください。
同じように、忙しい日々に追われて、退職に悩んでいる人達に、今後もメッセージを伝えていきたいと思っています。
ぜひ、次の動画も楽しみにしてください。
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