教師が選べる次の働き方の選択肢

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教員退職後|次の働き方の選択肢について

教職を辞めたくても躊躇っている、そんな教師の方も多いのではないでしょうか。

――転職して失敗したくない。

――新しい環境で活躍したい。

そんな不安と期待が入り混じる中、教職を離れるという選択は大きな決断を迫られる大変なものです。

退職後の道として選べる代表的な5つの働き方について、それぞれのメリットやデメリットを詳しく見ていきましょう。

教員としての転職、教員以外への転職、フリーランス、起業、投資家 – あなたの不安を和らげ、前に進む勇気を与えられたら幸いです。

次の働き方について悩まれている方々に是非、最後までお読みいただきたい内容です。

筆者

株式会社 Life Value Up 
代表取締役 辻 みつる

あなたの「教員 辞めたい」を叶えます

【経歴】
東京で教師を10年間経験後、「教員が嫌になり」退職。
独立起業し、ビジネスを0から学び始める。
2023年 現在
3つの学習塾の経営をしながら、セミナー事業、コンサル事業、婚活事業など、他事業にも拡大。
現在、アルバイトを含め10人以上の従業員を抱える会社の代表。

今一番注力していることは、「教員のセカンドキャリアサポート」
自身の経験をもとに、教員を辞めたいと思っている方が
その不安を解消して一歩踏み出せるようサポートしています。
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インタビューの概要

転職する - 1:教員として転職

まず1つ目の選択肢は、教員としての転職です。

公立から私立への移動や、中学校から小学校への異動、フリースクールでの勤務など、教育現場の中で新しい環境を見つけることができます。

このパターンのメリットは、既に持っている教育のスキルをそのまま活用できるということです。

また、心機一転して新しいスタートを切れるのも良いかもしれません。

そしてやはり、変わらず安定しているという点も大きいです。

一方でデメリットとしては、結局同じような環境に行ってしまうことで、以前と同様にまた辞めたくなる可能性があります。

せっかく新しい環境へ行っても、根本的な解決にならないかもしれません。

しかも忙しさは変わらず、新しいことにチャレンジするワクワク感も湧かないかもしれません。

転職する - 2:教員以外に転職

次の選択肢は、教員以外の職場へ転職することです。

サラリーマンとしての比較的安定した給与収入や、新しい職場で得られるワクワク感が魅力的です。

教員とは違った人たちと働くことで、新しい刺激も得られるでしょう。

昨今ではweb会議を用いてテレワークが出来るなど、自分のライフスタイルに合った柔軟な働き方が選べる可能性もあります。

ただし、すぐに即戦力となれるスキルがない場合、中途採用で苦戦することも予想されます。

また、教員ほどの職場の安定はなく、リストラのリスクも高まります。

そして大企業の場合には特に、教員時代と同じような上意下達の組織文化に悩まされるかもしれません。

決裁を取るにも上長の許可が必要で、業務の遅滞が生じる、といった状況は十分に考えられます。

さらに、場合によっては教員時代よりも忙しいということもあるかもしれません。

このように、教員以外への転職にはメリットもありますが、デメリットも少なくありません。

大企業ではなく、ベンチャー企業など小規模で柔軟な組織を選べば、より自由度の高い働き方も選択肢に挙がるでしょう。

フリーランスとして働く

3つ目の選択肢がフリーランスです。

時間や場所の自由度が高く、自分のやりたい仕事を選んで働けるのが魅力的です。

Web系の仕事が多いため、喫茶店でノートPCを広げながら作業するなど、柔軟な働き方が実現できます。

そして自分でやりたい仕事を選ぶことができます。

また、起業のように開業資金に多額を投じる必要がないため、リスクも比較的小さいのがメリットです。

受注した仕事を納品するだけで収入を得られるため、借金を抱える心配もありません。

一方で、安定した収入が得られない可能性があるのがデメリットです。

特に初期の段階では、収入の波が大きくなりがちです。

そして何より、社会的信用が低く、クレジットカードや住宅ローンの審査が厳しいという課題もあります。

特にこれから大きな買い物をする予定がある人は、教員のうちに早めに買ってしまうのがいいかもしれません。

また、受託業務の依存度が高いため、発注元の企業の影響を強く受けるリスクもあります。

さらに、自身のスキルの高さによって収入が大きく変動する特徴もあります。

汎用的なスキルだけでは単価が下がりやすく、特殊性の高いレアなスキルを持っているほうが有利と言えます。

加えて、仕事とプライベートの線引きが曖昧になる点にも注意が必要でしょう。

自宅でノートPCを開いて仕事をしていると、家族から嫌な顔をされるなど、ワークライフバランスの悪化につながるデメリットがあります。

起業する

4つ目の選択肢は、僕が選択した道である「起業」です。

従業員を抱えて、人に働いてもらうことで収入を上げていく仕組みです。

このスタイルは収入に天井がなく、自分のやりたいことを自由に実現できるのが非常に大きなメリットです。

また、自分で自分の人生を切り開いていくという爽快感が得られます。

上司もおらず、誰にも指図されることのない心地よさが感じられます。

従って、教員時代のような、またサラリーマンやフリーランスでも起こり得るような、「パワハラに悩む」といったこともありません。

一方で、起業にあたっては初期投資が必要になるというデメリットがあります。

多くの方にとってこのリスクが難関と言えるでしょう。

また、全ての責任が自分にかかるというプレッシャーも大きいです。

成功の保証がないため、先が見えない道を自分で切り開いていく覚悟が必要になります。

フリーランスと同様、仕事とプライベートの線引きが曖昧になるデメリットもあります。

ただし、デメリットというのは強みにもなり得ます。

僕自身は、全ての責任が自分にあるという点は強みであると捉えています。

上司が、家族が、のようについ責任転嫁してしまいたくなる心情は誰にでもあることでしょう。

しかし色々な起業家と話していると、皆が「自分の責任」と考えている傾向が見られ、誰も「誰かのせいにしない」という点が印象的です。

先が見えない道を自分で切り開く点においても、覚悟は必要ですが、メリットにも挙げたようにそこに爽快感を感じるという捉え方もできます。

投資家になる

最後に5つ目の選択肢として、投資家を挙げます。

この選択肢はほとんどの人が選択しない道だと思いますが、私自身も将来的に目指したいと考えていますので、簡単ですが紹介しておきます。

投資家は、例えば株式投資などのように、投資によって企業を応援したり資産運用をしたりする人です。

お金を払って、お金に働いてもらうことで増えたお金が戻ってくるという、働き方と言うより稼ぎ方のひとつです。

以上、教員を辞めた後の主な選択肢を5つご紹介しました。

それぞれにメリットやデメリットがあり、自分に合った働き方を見つけることが重要です。

今回はフリーランスについても少し言及しましたが、これはまた別の記事で詳細を取り上げたいと思いますので、ご興味のある方はご覧ください。

教員を辞めてからも、新しい可能性が開けると信じています。

是非この記事を参考に、あなたの人生設計を考えてみてください。

お知らせ

僕は教員を辞めたいと3回も本気で考えたのに、退職まで10年以上かかりました。

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同じように、忙しい日々に追われて、退職に悩んでいる人達に、今後もメッセージを伝えていきたいと思っています。

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