教員から起業何をしたらいいの?

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【元教員の実体験】 もっと知って欲しい!教員を退職したあと起業するメリット!!起業をするポイントは?

教員を退職したい!!
となって、次の準備をすると自然と目に入るのが、転職エージェントへの登録ではないでしょうか?

この転職エージェントの内容を見て、自己分析を進めることは大切なのですが、こちらに唯一記載がないのが「起業」という選択肢です。

もっと自由が欲しいと退職した人がサラリーマンを選んだ場合、不満は解消されるでしょうか??
結局、会社のルールに縛られたり、会社が求めている数字に追われたりして、教員であった時と似たような悩みを再び持つ可能性が高いと思います。

転職の情報はよくあると思いますので、僕が実際に行った「起業」という選択肢について、紹介します。

ぜひ、次の職を考える際に、参考にしてして欲しいです。

【筆者】
株式会社 Life Value Up 
代表取締役 辻 みつる

あなたの「教員 辞めたい」を叶えます


【経歴】
東京で教師を10年間経験後、「教員が嫌になり」 退職。
独立起業し、ビジネスを0から学び始める。

2023年 現在
3つの学習塾の経営をしながら、
セミナー事業、コンサル事業、婚活事業など、
他事業にも拡大。

現在、アルバイトを含め
10人以上の従業員を抱える会社の代表。

今一番注力していることは、
「教員のセカンドキャリアサポート」

自身の経験をもとに、
教員を辞めたいと思っている方が
その不安を解消して一歩踏み出せるようサポートしています。
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起業ってどんな感じ?

まずは開業届を税務署に提出します。

これで、起業が開始になります。
ただ、それだけです。

何をするか大体の内容が決まっていれば、開業届は提出することができるんです。

起業する仕事を考える

起業する業態を考える時、2つの選び方があります。

1つ目がやりたいことを選ぶ
2つ目が稼げることを選ぶ
です。

さらに、稼ぐことを考えた時、
自分が持っているスキルを使って稼ぐパターンと、
すでにいる顧客を活かして稼ぐパターンがあります。

これから具体的にどんな感じなのかを紹介していきますね。

やりたいことを選ぶパターン

例えば、親があまり面倒を見ず、給食で命を繋いでいる子供を救いたいという想いから、起業するパータンです。

確かに、給食で命をつないでいる子供はサポートが必要なのかもしれませんが、
それに対して誰がサービスを買いたいと思うかという視点を加えることが重要です。

サービスを買いたい人がいないと、ただのボランティアになってしまい、稼げないと自分の生活が不安定になってしまいます。
稼げないという前提で、やりたいことを優先することは否定しませんが、おすすめはしません。

稼げることを選ぶパターン(スキルを活かす)

このパターンは教員をしていたら一番選びがちなパターンです。

教員をしていて得られた、「教える」というスキルを使うならば家庭教師という仕事ができます。
また、「人前で話す」というスキルを使うならば、セミナー講師という仕事ができます。

これらの場合は、サービスを買いたい人
つまり、子供の学力を伸ばしたいという保護者や知識を得たい参加者がいるため、成立します。

稼げることを選ぶパターン(顧客を活かす)

このパターンはマッサージ師の方を例にするとわかりやすいです。

お店に所属してマッサージ師をしている人が、独立する場合、すでにお店で仕事をした時にファンになってくれた顧客がいるはずです。
所属していたお店との関係性もありますが、既存のお客様に声をかけたら、独立後、新店舗に来てくれるかもしれません。

このように開業前から生かせる顧客リストがある人は、それを活かして開業することがいちばんの成功パターンです。

自分のスキルを探すためにやるべきこと

①教員の収入以外にお金を稼ぐ経験をすること

あなたが持っているスキルを使ってお金を稼ぐ経験をしてみてください。
学習塾のアルバイトや、メルカリで不用品を売ることは、違います。
例えば、親戚や友達に声をかけて「1時間○○円で△△を教えるよ」というようなパターンです。
企業を通してお金をもらうのではなく、直接、お金をもらう稼ぎ方です。

これをすると、確実に自信がつきます。
もし、僕に起業について相談する際も、この経験をした後に声をかけてもらうと、より具体的なお話をすることができます。

②お金を貯めること

もう、これで生き抜くぞ!という覚悟が必要なので、
そのために準備として200万円の貯金があると楽ですね。

東京だと、家族4人いて住宅ローンがあってという状態だと、生活費に40万円くらいかかります。
だから貯金+退職金があると、半年は生き抜けるお金がある状態ですので、事業が回り始めるまでの猶予ができます。

事業を運営する費用のイメージは?

テナントを借りて開業する場合

僕はスキルを活かして稼ぐ方法として、学習塾を選びましたが、決して僕しかできない業態ではありません。

学習塾を運営するのに必要な金額をご紹介します。
実情は状況によって変わると思いますが、僕と同じようなケースとして例を紹介していきます。

例えば、10坪で店舗を構えたとすると、家賃は大体12万円くらいでした。
人件費は自分でやればいいので、最初はかかりません。
家賃に加えて、光熱費や通信、消耗品費がかかるくらいですね。
だから、月に20万円弱ぐらいです。

もっと安くするには?

上の場合では思い切ってテナントを借りるパターンを紹介しましたが、会議室を1室借りたら、家賃は抑えられますね。
さらに、出張家庭教師をするならば、家賃以外に、光熱費も抑えることができるので、もっと安く起業できると思います。

貯金が多くできなかった場合でも、銀行から融資を受けることもできます。借り入れをすることで、一定の売り上げを作り続ける猶予ができますね。
もちろん、借り入れなので、返済も必要なのですが、1年後からの返済でもOKという融資もあるので、調べてみてください。

少しでも興味を持ってくださった方は、詳しくは動画内でお話をしていますので、
ぜひ、動画もご確認ください。

同じように、忙しい日々に追われて、退職に悩んでいる人達に、今後もメッセージを伝えていきたいと思っています。

ぜひ、次の動画も楽しみにしてください。

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