転職する際に気になるのは、やはり年収…ですよね。
生きていくうえで、お金は大事ですから。
けど、教員以外の年収ってどうなの?
というのが本音だと思います。
今回は転職後の希望年収の決め方や注意事項について、
お話していきたいと思います。
[st_toc]インタビューの概要
基準は教員としてもらっている年収
では、年収を決める際の基準とはどのくらいなのか?
あまり高すぎても、企業がマッチングしない可能性もあります。
はっきりいって、年収の基準は教員時代の年収で問題ありません。
転職しても、月に同じ額もらえれば生活は保つことができます。
しかし、転職するとなるとやはり変動します。
ですので、年収の考え方としては【 基準年収 × ± 20% 】 で考えましょう。
例えば、基準が月30万円だとします。
≪20%アップ≫の場合はプラス6万円の月36万円、
逆に≪20%マイナス≫の場合はマイナス6万円の月24万円となります。
この考え方でいくと、月給24〜36万円または年収288〜432万円となりますので、その周辺でマッチングしそうな企業を探してみるのも良いでしょう。
希望条件に3つの優先順位をつける
転職する時には、
「こんな年収が良い」
「こんな待遇のある会社が良い」
「働く時間が出来れば少ない方が良い」
など、たくさんの希望条件がありますよね。
たくさんの希望条件がありすぎて、逆に悩んでしまうこともあります。
そういう場合は希望条件に、3つまで優先順位をつけるようにしましょう。
優先順位をつけることで、悩んでいたことがスッキリ解決することもあります。
僕の場合、優先順位は「自由」でした。
そう考えた時に「どこかの企業に就職する」という選択肢はなかったんですよね。
そのように希望条件に優先順位をつけることで、自分の働き方が決まってきます。
お金=生み出した対価である
例えば、優先順位1位が「お金」だったとします。
しかし、その年収に対する仕事内容が、自分に対して出来るか不安…ということもあると思います。
これに対しては少し厳しい言葉になりますが、
私たちが会社からもらうお金というのは、生み出した価値の対価になります。
そう考えたときに、「月給が少ない」というのはそれくらいの価値しか生み出せていないということになります。
なので、そのために自己投資をして、自分のスキルや価値を高めていく必要があるのです。
絶対外せない条件は1つに絞る
優先順位は3つにするといいましたが、
全部当てはまる企業はそうそう見つかりません。
なぜならば、条件が増えるごとに自分に合う企業が見つかる確率はどんどん低くなるからです。
例えば、
優先順位1「年収600万円以上」⇒ 60%
その中の優先順位2「残業少なめ」⇒ 40%
その中の優先順位3「東京都内」⇒ 20%
と、条件が増えるたびに確率は減っていくのです。
では、どうするか?
絶対に譲れない条件を1つ作るのです。
そうすることで確立は上がります。
もし、絶対に譲れない条件に当てはまっても、
自分の希望に沿わない部分も出てくるかもしれません。
しかし、条件を1つに絞ることでマッチングする企業も増えますし、
マッチングする企業がなければ方向転換を検討することが出来ます。
転職する際の年収と注意事項
1.希望年収の基準は教員時代の年収
教員時代の年収があれば、生活は維持できます。
転職する際の年収は基準の±20%程度で考えましょう。
2.転職の希望条件に3つの優先順位をつける
希望条件がたくさんあれば悩む原因にもなります。
なので、まずは3つの優先順位をつけましょう。
優先順位をつけることで、自分の働くスタイルが決まってきます。
3.絶対に外せない条件を1つ決める
3つの優先順位をつけても、条件が多ければ企業とマッチングする確率は低くなります。
ですので、確率を上げるために絶対に譲れない条件を1つだけ決めます。
そうすることで、マッチングする企業の確立が上がりますし、もしマッチングする企業がない場合でも方向転換を検討することが出来ます。
また、希望条件に合う企業が見つかっても、自分にできる仕事ではない可能性もあります。
そうならないためにも、自己投資をしてスキルや価値を上げていくことも大切です。
少しでも興味を持ってくださった方は、詳しくは動画内でお話をしていますので、
ぜひ、動画もご確認ください。
同じように、忙しい日々に追われて、退職に悩んでいる人達に、今後もメッセージを伝えていきたいと思っています。
ぜひ、次の動画も楽しみにしてください。
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