学校の先生を辞めた後に、新たなことをやってみたいと考えている方へ。
「学習塾じゃなくても、そのノウハウを使えば同じようにフリースクールや音楽教室などを開業することもできるのでは?」
そういった疑問にお答えします。
今回は成功に近づく方法を取り上げたいと思いますので、是非最後まで見てみてください。
[st_toc]インタビューの概要
「学校の先生を辞めた後、フリースクールや音楽教室を開業してみたいのですが、辻さんのやっている学習塾経営のノウハウは使えるでしょうか」というお問い合わせを頂きました。
このご質問について考えていきます。
真似はビジネスの成功法則
上記のお問い合わせの中でも見られる通り、既にある成功体験の真似をするということはビジネスの鉄則です。
実際に僕の元で学ばれている方でも、僕と同じように学習塾を作ってみたいと動かれている方はいます。
うまくいっているものの真似をする、ということは成功への近道です。
しかし、最も大切なのは、やはり「何のために」という目的の部分です。
目的の整理
開業に向けた最初の一歩は、明確な目的を設定することです。
・先生を辞めたので、同じくらいの収入を得たい
・収入は気にしないからとにかく音楽を教えたい
・趣味の範囲で自分にできることをやりたい
目的は人によって様々だと思います。
自分が何のために開業するのか、どんな夢のためなのか、そのためにどうすべきか、まずはそこから整理して考えてみることが第一です。
収入を目的とした場合の近道
「収入を得たい、稼ぎたい」という観点からすると、フリースクールや音楽教室を最初に開業することはおすすめできません。
学習塾の経営ノウハウを応用して開業することはできなくはありませんが、運用するにはスタッフが必要、人件費が必要…という面もあり、しっかりとした収入を得るというのはすぐには難しいと思います。
稼ぎたいという目的であれば、応用から入るのではなく、うまくいっている学習塾から始めてみるということがやはり早いと言えるでしょう。
最初はリスクを避けること
成功事例と同じように学習塾の経営からスタートしてみよう、と考えたとします。
そこを収入の柱としておけば、フリースクールだったり音楽教室だったりも同時にできるだろうと考えたくなるかもしれませんが、最初の段階では絶対に複数のことを同時にやってはいけません!
全部が破綻してしまう危険性があります。
最初の段階では、1つ目の柱をまずしっかりと築くことが大切です。
そこが整ってから、2つ目、3つ目の柱を作っていくようにしてください。
別の動画では「経営者は複数の柱が必要」という話もしていますので、興味がある方はそちらも是非ご覧ください。
フリースクールや音楽教室の可能性
主に収入面の観点から見てきましたが、目的によっては最初にフリースクールや音楽教室を開業することも決して悪いことではありません。
最初に整理した自分の目的に適っているのであれば、実行してみるのもよいと思います。
今回最初のポイントとして挙げた「目的の整理」という話についてはまた別記事で取り上げる機会を持ちたいと思いますので、そちらも待っていていただければと思います。
少しでも興味を持ってくださった方は、詳しくは動画内でお話をしていますので、
ぜひ、動画もご確認ください。
同じように、忙しい日々に追われて、退職に悩んでいる人達に、今後もメッセージを伝えていきたいと思っています。
ぜひ、次の動画も楽しみにしてください。
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