自分が考えた価値の対価がお金

インタビュー ワンポイントアドバイス 教員とお金

教員退職後のマインドセット「自分が与えた価値の対価がお金」

前回まで、お金の考え方のワークや仕事に対するプライオリティのお話しをさせていただきました。

その中で「お金に関するマインドセット」が、やはり重要になってきます。

今回は、そのマインドセットの中で「自分が与えた価値の対価がお金」とはどういうことなのか?をお話しいたします

筆者

株式会社 Life Value Up 
代表取締役 辻 みつる

あなたの「教員 辞めたい」を叶えます

【経歴】
東京で教師を10年間経験後、「教員が嫌になり」退職。
独立起業し、ビジネスを0から学び始める。
2023年 現在
3つの学習塾の経営をしながら、セミナー事業、コンサル事業、婚活事業など、他事業にも拡大。
現在、アルバイトを含め10人以上の従業員を抱える会社の代表。

今一番注力していることは、「教員のセカンドキャリアサポート」
自身の経験をもとに、教員を辞めたいと思っている方が
その不安を解消して一歩踏み出せるようサポートしています。
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インタビューの概要

マインドセット「自分が与えた価値の対価がお金」の意味は?

「自分が与えた価値の対価がお金」というマインドセットは、相手からすると「感謝するようなことをしてもらったお礼」みたいなものです。

例えば、自分が出来ないことを代わりにやってくれたお礼とか。

このように「自分が与えた物や作業に対して頂けるもの」が「対価」となり、それが仕事となると「お金」として返ってくる、ということになります。

「お金」を払ってもらうということは、それだけの価値がある、ということです。

「お金」はツールでしかない

では、基本的な事に戻りますね。

「お金」とは何でしょうか?

例えば、1万円札を印刷するのにいくらかかると思いますか?

...実は1枚印刷するのに必要なお金は≪50円≫です。

では、なぜこの1万円札に価値があるのか?

それは、みんなが同じように「これには価値がある」と思い込んでいるからです。

これを『共同幻想』と言います。

しかし、太古の昔にはそんな価値や思想は無かったのです。

何が言いたいかというと、「お金」は自分が与えた価値に対して返ってくる、単なる便利ツールでしかないということです。

どうしたら「お金」をもらえるか?

それでは、どうしたら「お金」をたくさんもらえるようになるか?

...ここはとても重要ですよね?(笑)

これはとても簡単。

価値をたくさん提供すればよいのです。

価値あるものをたくさん提供することで、お金は入ってきます。

◎大事なのは「価値あるものを提供できる自分」にしていく

「お金」が入ってくるには価値を提供すればよい。

そこはわかっていただけたと思います。

しかし、大事なのはその前です。

教員の方は「教える」しかしてこなかった人も多いと思います。

そうすると、自分の価値に気づいていない方が多いのです。

では、自分の価値を上げるためにどうするか?

資格を取って提供できる価値を上げる。

...それ、必要ですか?

資格を取っても、その時に価値がなければ意味がないのです。

価値というのは、その時々によって変動します。

その中で、逆算して自分に与えられる価値を提供して、対価として「お金」をもらう。

その流れがとても重要になってきます。

まずは「自分に価値を与えられるか?」を問いてみる

教員の方は転職したいけど、給料を下げたくない...。

そういう方も少なくないのではないでしょうか?

教員の給料ですと、月30〜40万円程度ですよね。

では、自分に問いかけてみてください。

『今の自分で、その価値を世の中に対して与えられますか?』

これは現役教員の方も是非やってみてください。

それだけの価値を、生徒や学校に提供できるか?ということです。

もし、与えられていないのであれば、もっと自分を磨かなくてはいけないと思います。

このように、今の自分にそれだけの価値を提供できるか?というのを問いてみる時間というのが、とても大切になってきます。

もし、自分でわからなければ人に聞いてみるのも有りです。

やはり自分のことは客観的にみれないので、見てもらうということも必要になってきます。

そうやって、自分のクオリティーチェックをしていくことが重要です。

マインドセット「自分が与えた価値の対価がお金」で大切な事

1.「対価」=「自分の価値を提供すること」

「対価」をもらうということは、「それだけの価値を提供してもらった」ということになります。

逆に、「対価」をもらうためには、「それだけの価値を提供しなければならない」ということです。

2.「お金」をもらうには「自分の価値」を知る

「対価」をいただけるということは「それだけの価値を提供している」ということが大切になってきます。

「対価」として「お金」をもらう場合、やはりその「対価」に見合った価値が提供できるか?というのが必要となってきます。

そのためには、「今の自分がその価値を提供できるか?」というのを問いてみるということが大切になってきます。

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