教員を辞めたい！元教員の体験談から考えるキャリア分析のための「お金の考え方」ワーク

「教員は辞めたいけど、その先どうしたら良いのか？」

そんな不安は誰でも持ち合わせているものです。

その中でも一番の不安要素はやはりマネタイズ、「お金」ですよね。

そこで大事になってくるのは「お金の考え方」です。

再就職したり、キャリアを考える上で「お金の考え方」を整理する必要があります。

今回は、事前に「お金の考え方」を整理するワークについてお話していきます。

【経歴】
東京で教師を10年間経験後、「教員が嫌になり」退職。
独立起業し、ビジネスを0から学び始める。
2023年 現在
３つの学習塾の経営をしながら、セミナー事業、コンサル事業、婚活事業など、他事業にも拡大。
現在、アルバイトを含め10人以上の従業員を抱える会社の代表。

今一番注力していることは、「教員のセカンドキャリアサポート」
自身の経験をもとに、教員を辞めたいと思っている方が
その不安を解消して一歩踏み出せるようサポートしています。

インタビューの概要

※このワークは「紙に書いていくこと」をお勧めします。

【ワーク１】教員をやっていて嫌な理由を５つ挙げる

このワーク１をするにあたって、何がわかるのか？

それは、「教員を辞めたい」理由の明確化です。

「なぜ、辞めたいのか？」

これはわかっているようで、意外とモヤモヤしています。

この漠然としている

「教員を辞めたい」理由を明確化してみることが目的になります。

最初のワークは、「教員をやっていて嫌な理由を５つ挙げる」です。

僕で言えば

・トップダウンの仕組みからやらされる嫌な書類の処理

・労働時間の長さ（お金にならない残業）

などが挙げられます。

このように、自分の中で「嫌だな」と思うポイントを

５つ挙げてみましょう。

【ワーク２】５つの嫌な理由をポジティブ変換する

次は、ワーク１で挙げた５つの嫌な理由をポジティブ変換します。

自分が「嫌だ」と思っているということは、

実は「自分はその逆を望んでいる」ということです。

先程の僕の例から言ったら、

・トップダウンの仕組みからやらされる嫌な書類の処理

⇒自ら能動的に動く環境

・労働時間の長さ（お金にならない残業）

⇒やればやるほどお金に変わる環境や自由な時間　など

嫌だと思うことをポジティブに変換することによって、

自分の望んでいるものが見えてきます。

なので、ワーク１で挙げた嫌な理由をポジティブ変換して、

「自分の本当に望んでいること」を明確化しましょう。

【ワーク３】順位付けする

次は、ワーク２のポジティブ変換して出てきた、

「自分は本当に望んでいるのか」という要素を順位付けします。

そうすることで、ポジティブ変換した中でも、

「自分が１番何を望んでいるのか」というのが見えてきます。

【ワーク４】「お金」「時間」「やりがい」での分類分けをする

最後に、ワーク３で順位付けした要素にに対して

「お金」「時間」「やりがい」で分類分けしていきます。

この分類分けしていくことで、自分の中で大事にしているのが

「お金」なのか？「時間」なのか？それとも「やりがい」なのか？

それが明確化していきます。

この分類分けをして、自分が望むものがわかることによって、

再就職の仕事選びがより明確化していきますよね。

このワークをすることでわかること

このすべてのワークをすることで、　

教員を辞めた後の『目的』をあぶりだすことができます。

起業するのも、転職するのも手段でしかありません。

結局は「何のためにやるのか？」という目的が大事になります。

ですので、自分は何をしたいのか？何を望んでいるのか？を

このワークでしっかりあぶりだしてみてください。

「お金の考え方」ワークについて

１．「教員を辞めたい嫌な理由」を明確化

「教員を辞めたい」と思っていても、意外と理由はモヤモヤとしています。まずは「嫌な理由」を明確化しましょう。

２．嫌な理由をポジティブ変換して、自分の望んでいることを明確化

「嫌な理由」があるということは、その逆は「自分が望んでいること」ということです。なので、「嫌な理由」をポジティブ変換して、「自分が望んでいること」を明確化していきましょう。

３．自分が望んでいることを順位付け

「自分が望んでいること」がわかったら、その中で順位付けをしていきます。そうすることで、「自分が1番何を望んでいるのか」がわかります。

４．順位付けしたものを分類分け

最後に順位を付けたものを「お金」「時間」「やりがい」の３つで分類分けしていきます。これにより、今の自分が何を求めてこれから動き出すのかが明確化します。

５．このワークは今後の目的を明確化することが出来る

このワークをやることで、教員を辞めた後にどのように働いていきたいのか？という目的を明確化することが出来ます。目的を明確化することで働き方や就職先の条件などの判断材料になります。

少しでも興味を持ってくださった方は、詳しくは動画内でお話をしていますので、
ぜひ、動画もご確認ください。

同じように、忙しい日々に追われて、退職に悩んでいる人達に、今後もメッセージを伝えていきたいと思っています。

ぜひ、次の動画も楽しみにしてください。