教員退職後|塾経営の2大要素とは

「塾の経営者ってどんな仕事をしているの?」

「経営のコツ、ノウハウはどうやって身に着けたの？」

このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

経営に関わる仕事は一見難しそうに見えますが、実はゲームのようにレベルアップしながら着実にスキルを身につけていくことで誰でも可能な作業なのです。

今回は、塾経営者の仕事と、レベルアップする過程について解説したいと思います。

是非、最後までご覧になってみてください。

【経歴】
東京で教師を10年間経験後、「教員が嫌になり」退職。
独立起業し、ビジネスを0から学び始める。
2023年 現在
３つの学習塾の経営をしながら、セミナー事業、コンサル事業、婚活事業など、他事業にも拡大。
現在、アルバイトを含め10人以上の従業員を抱える会社の代表。

今一番注力していることは、「教員のセカンドキャリアサポート」
自身の経験をもとに、教員を辞めたいと思っている方が
その不安を解消して一歩踏み出せるようサポートしています。

インタビューの概要

経営の2大要素

経営に重要な要素は、2つです。

1つ目は「マーケティング」です。

マーケティングと言うとわかりづらいイメージになるかもしれませんので、少々わかりやすくすると、「物やサービスが勝手に売れていく仕組みを作ること」と言えます。

ネット広告、SNS発信、チラシ配布などが該当します。

2つ目が「マネジメント」です。

人材と資金の管理運営がこれに当たります。

人材面は、人を採用することや、人員を適切に配置することです。

資金面では、銀行を回っての融資交渉や、物品購入などもここに含まれます。

マーケティングとマネジメント、この2つが経営の要です。

教員の仕事と経営の共通点

これらの2つの要素は、実は教員の仕事にも通じるものがあります。

何かを実行するために上手く人を集める、言い換えると集客する、つまりマーケティングです。

人の采配や物品の取り扱い、こちらも言い換えると学級運営や備品管理、これはマネジメントに相当します。

教員の方も、日常業務を通じて無意識のうちにこれらのスキルを身につけているのです。

お金に関するマネジメントは仕事でやっていないとしても、教員試験を通過してきた先生方にとって四則演算は難しくないでしょう。

ゲームのようにレベルアップ

経営では様々な問題に直面しますが、一つずつ解決することで経験値を積んでいきます。

わかりやすくゲームを例に挙げてみると、みんな初めはレベル1からスタートするわけです。

問題に取り組む中で知識や経験を重ね、徐々にレベルアップして、気づけばいつの間にかレベル22くらいまで上達しているかもしれません。

経験のない方の目には、経営者は大したことをしているように映っているかもしれませんが、僕もこのように一つずつ問題を乗り越えながらレベルアップしてきたに過ぎません。

時には、はぐれメタルを倒したかのように急激な飛躍を実感することもありますが、通常は小さな一歩を重ねることで着実にスキルを高めていくものです。

経営の道のりは地道な努力の連続ですが、その過程で必ず実力は向上していきます。

こうして地道に積み重ねることで、誰でも同じように成長できるはずです。

継続が大切

レベルアップするまでどのくらいの時間がかかるのか、と不安になる方もおられるでしょう。

僕の場合で言うと、2019年に辞めてから、2024年で5年目に突入しています。

5年目に突入して、ようやくレベル22です。

自分自身もまだまだであり、毎日修行だと感じています。

石の上にも3年という言葉もありますが、とりあえず3年を目指して続けてみることをおすすめします。

今回は、経営者の仕事とスキルアップについて、ポイントを見ていきました。

この記事をご覧になった方が、もし「自分には経営は無理」と思われていたとしたら、無理だと決めつけずにまず「自分にもできるかも」と考えてみてください。

今までと違った新たな第一歩が踏み出せるのではないでしょうか。

勇気を持って、是非挑戦してみてください。

少しでも興味を持ってくださった方は、詳しくは動画内でお話をしていますので、
ぜひ、動画もご確認ください。

同じように、忙しい日々に追われて、退職に悩んでいる人達に、今後もメッセージを伝えていきたいと思っています。

ぜひ、次の動画も楽しみにしてください。